ふくい「誇りと夢」ぷらん 坂川まさるマニフェスト
1.「地域力」アップ
2.「産業力」アップ
3.「人間力」アップ
プラン実現のために
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3.「人間力」アップ
○安心子育て応援都市
子どもは地域の宝、ふくいの宝
 子どもは社会の宝です。子どもを産み育てることは本来、最大の喜びです。できるだけ多くの子どもが生まれることが、地域社会の活力を維持するためにも大切です。
共働きの多い福井では、家族が、地域コミュニティが、そして企業が、みんなで子育てを応援し、子どもを産み育てることを喜びにできるようにします。
私が先頭に立ち、男性の「家庭回帰」、女性の「職場復帰」を市民各層に訴え続けていきます。
□「子育て応援企業」(100事業所)、「子育て応援の家」(1,000軒)などの登録制度を設け、子育てを積極的に支援します。企業の子育て応援意欲を高めるため、市の業務への参加において優遇制度を導入します。

□市役所に、市民が利用できる委託などによる託児所を設け、小さな子どもを持つお父さん、お母さんが安心して働けるようにします。

□育児・介護に疲れたときに、お父さん、お母さんが休息を取れるよう、一時的なサポートを行う「地域助け合いビジネス」などを積極的に支援します。

□育児や家事について父親が学ぶ「子育てパパカレッジ」(年間250人)を開設し、家族みんなでの子育てを応援します。

□育児サークルの親子や子育てマイスター(達人)などが集う「子育てカフェ」(10か所)を開設し、子育てに関する情報交換ができる場を整備します。

□一時保育や家事代行など、子育て家庭の負担を軽減する「すみずみ子育てサポート」の実施団体を増やし(10団体)、利用者数を倍増します。 

□産前産後のお母さんの不安感を減らすため、「子育てママダイヤル」を設け、電話相談体制を強化します。

□「放課後児童クラブ」の実施箇所を増やし、“小学校区に1つ”確保します。
○家族のきずな、地域の教育力
「ビタミンi(愛)」を子どもたちに
 次代を担う子どもたちの教育の原点は、「家庭」です。子どもたちをすこやかに育てる最も重要な“心の栄養素”を「ビタミンi(愛)」として、家族の触れ合い、語らいの時間を持つ運動を展開します。
また、家庭や地域、学校を舞台に、“体の栄養素”である食を重視する「食育」を効果的に推進します。
□家庭で子どもとふれあう「家族ふれあいタイム倍増キャンペーン」を展開します。

□子どもたちの自立する力を育てるNPOなどの活動を支援します。また、子どもたち自らが考え、成長していくための力となる、文化、スポーツ、地域活動などの取組みを支援します。

□地域の大人と子どもが日常的に交流する場を設け、地域の見守り力を高めます。

□子どもの安全を守るため、約1万5千人の小学生全員に防犯ブザーを配布します。また、子どもたちが事件や事故に巻き込まれないための指導を、さらに徹底します。

□すべての小中学校で、10品目以上の地元産食材を用いたおいしい学校給食を実施し、豊かな「食育」を進めます。
おじいちゃん、おばあちゃんの元気は地域の元気  ―伸ばそう「健康寿命」―
 福井市では、65歳以上の老年人口の割合が約2割、2030年には3割以上に増えると予測されています。本格的な長寿社会が到来する中、おじいちゃん、おばあちゃんが健康で、生きがいを持ち、長寿をまっとうできる地域社会をめざします。
 一方、若い世代の健康状態に警鐘が鳴らされています。早い段階から生活習慣を改善し、健康で長生きできるよう対策を強化します。
□地域における長寿社会のサポート事業「自治会型デイホーム」(小学校区に1か所)を設けるなど、地域と行政がスクラムを組んで、やさしさとぬくもりある施策を実施します。

□元気なおじいちゃん、おばあちゃんが交流する拠点として、空き家などを活用した「よろず茶屋」(50軒)を設けます。また、経験を生かしてまちづくりに一役買ってもらう「シルバーパワー活用制度」をつくります。

□おじいちゃん、おばあちゃんが長い人生経験の中で培ってきた知恵や技能などを、子や孫の世代に継承していくための交流の場「はつらつ伝承塾」を設け、地域のために活躍、貢献できる機会をつくります。

□「健康寿命を伸ばそう」を合言葉に、県や医療機関と連携しながら、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)など生活習慣病の予防、早期発見に向けた生活改善指導、基本健康診査(受診率10%アップ)を強化します。

        ふるさと                                              ふるさと
郷土教育で子どもたちに「誇り」を  ―地域ではぐくむ郷土愛―
 福井市は、歴史や伝統・文化、豊かな自然に恵まれています。こうした地域の宝を教材に、子どもたちが地域を学び、郷土への愛着や親しみを持ち、それが郷土への「誇り」につながる教育を実践します。
□由利公正、橋本左内ら郷土の偉人の生き方や気概を学び、ふるさとに誇りが持てる教育を展開します。

□平成19年に即位1500周年を迎える郷土の偉人「継体天皇」の偉業を、市民と共に顕彰する運動を展開します。

□地域の宝を語り、広め、子どもたちにも伝える「ふるさとの達人」(100人)を委嘱します。社会の達人、語り部が主役の「地域ふくい塾」を開きます。

□ふるさとの自然、歴史に目を向けるため、子どもたちが地域の人たちと一緒に「里地、里山、里川マップ」を作成する運動を提唱、展開します。

□アウトドア活動や自然遊びの達人、ボーイスカウト・ガールスカウトのリーダーを「わんぱくアドバイザー」(100人)に委嘱し、SSTランドやリズムの森、ガラガラ山キャンプ場などで、子どもたちの先生になってもらいます。
○夢をはぐくむ、楽しい学校
個性と能力、豊かな心
 学校は、家庭や地域とスクラムをしっかり組みながら、次代を担う子どもたちを育てる教育の場として一層充実させることが大切です。
一人ひとりの個性や能力を最大限伸ばし、豊かな心を持った子どもたちを育成するため、教育環境を改善し、子どもたちが行きたくなる、楽しい学校づくりをめざします。
□市長が各小中学校を訪問し、児童生徒と共に給食を囲みながら、自分の夢や希望、福井の未来を語り合う「市長の一日校長先生」を実施します。

□これからの時代、世界と直接、意思疎通ができる人材を養成することが重要です。まず、日本の文化と日本語を正確に話せる教育を行うことが必要です。そして、どの国の人とも対等なコミュニケーションができ、誇りをもって自分自身や福井を語れるよう英語教育を充実します。

□これまで培ってきた日中、日米など国際交流のきずなをしっかりと次世代に受け継ぎ、未来を担う子どもたちが国際人として羽ばたけるよう、国際理解教育を充実し、中学生の海外研修制度(毎年10人)を設けます。

□子どもたちが日常生活において身近に伝統・文化、芸術に触れ、才能を磨き、発表する機会を増やすなど、子どもの芸術的才能を大きく伸ばす教育を重視します。

□民間企業や海外等での経験が豊かな市民、県外において活躍している先輩を講師として学校現場に迎え、子どもたちの夢や希望をはぐくむ機会を増やします。

□小さい頃から将来の生き方を考える習慣を身に着けられるよう、小中学校の活動に職場訪問や様々な仕事を学ぶ「福井キッズハローワーク」を取り入れます。

□LD(学習障害)など発達障害を持つ児童生徒の増加に対応するため、学校現場におけるコーディネーターの養成や専門カウンセラーの配置など、支援教育を強化します。

□子どもたちが安心して学べるよう、早急にすべての校舎の耐震診断を実施し、改修に着手するとともに、トイレの改修、冷暖房の設置など快適な学校環境づくりを進めます。

□地域や保護者の協力を得て、小学校のグラウンドを順次、芝生に張り替えるとともに、その維持管理作業を通じて、住民と児童との交流の場をつくります。