福井市も人口減少社会を迎えています。これまでの継続的な取り組みにより一定以上のインフラ整備が進み、豊かな生活の基盤を手にしている点を踏まえ、中長期的な戦略を持った福井ならではの「コンパクトシティ」を実現します。地域の個性を十分に生かし、調和が取れた地域づくりを目指します。
「まちの良さ」と「いなかの良さ」と。にぎわいとやすらぎ
・介護付きマンションなどの高齢者に優しい住まいづくりの促進や、美しくやすらぎのある住環境の整備により「まちなか居住」を促進。
・住んでも歩いても楽しめる、歴史と文化を生かしたまちなか景観づくりを進めます。
☆「里地、里山、里の川」を地域の顔と位置付け、潤いをもたらす空間として諸施策を展開します。
☆足羽川を誇りと憩い、景観のシンボルに。
☆足羽山から福井の夜景を見下ろせる眺望スペースを整備します。
・新時代にふさわしい中心市街地への商業集積を図る。
☆エコツーリズムやファーマーズマーケット、特産品作りを支援するファンド(基金+人的支援)を創設
・県都の顔を作る福井駅「西口」再開発は、県と緊密に連携して推進。
☆「さくら通り」の桜並木を東西に延長し、優れた景観をかたちづくる「さくら大通り」とします。
災害に強く、みんなで守る「安全・安心」まつづくり
・自主防衛組織の整備を急ぎ、コミュニティーの力で地域の「安全・安心」を確保。
・ハード、ソフト両面で都市型水害への対応を急ぎます。
だれもが「歩きたくなる街」に
魅力ある都市の再生
・歩行者、自転車、電車、バスを有機的に結びつけ、子供も、お年寄りも、障害を持つ人も気軽に出かけられるよう利便性を向上
・「都市の装置」としてLRTの導入を目指します。
☆自転車を利用しやすい道づくり、まちづくりの「自転車マスタープラン」を策定します。
・まちなか散策ルートを整備。また、市内各地で地域と協働して、誰もが楽しく歩いて健康づくり運動を進めます。